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2010年05月09日

●筍あれこれ

筍と言えば、
初めて奈良に行き、薬師寺付近で見つけた思い出が鮮烈に蘇る。
何せ、北海道では笹の細竹だけが自生するのみで、
太い筍を見たのは生まれて初めてだったからだ。
それを無我夢中で採ったのは、実に感動的だった。

あれから40年以上も過ぎ、旬になれば、
トータルヘルスさんから、貴重で柔らかい京筍を戴いたり、
愛媛からは、故福岡正信先生の竹薮から採って戴いたり、あるいは
宮城の千葉さんからは、珍しい「八竹」を毎年戴く。
私は、無類の筍好きで、ついで「木の芽・山椒」には目が無い。

takenoko  111.jpg

そろそろ、孟宗筍の季節も終わりかけ。
今年は、筍の大異変の年というか、幕開けの年だった。

それは、今まで中国産の筍が、国内産加工に化けていたということだ。
ところが、産地表示の規制取締りが厳しくなったので、
業者は、国内産生筍を加工に回さざるを得なくなり、
それで国産生筍が市場から急激に減った訳だ。

.筍パンjpg
(「たけのこのピザ」¥240)

お陰で、最後まで高値推移で、容易に庶民の口に入らなかった。
まほろばでも、在庫で残る日が多かった。
そんな折、ベーカリーでは「たけのこのピザ」、
「ローズマリーとたけのこパン」など工夫した新作が出た。
お陰で大好評、何時もあっという間に、無くなってしまう。

調味料マイスター.jpg
http://choumiryo.jp/

そう言えば、筍料理と言えば、昨年4月、
竃リ曽路物産の鹿野社長から「調味料マイスター」の資格を取らないか、
とのお誘いを受けて、東京で受講して、その認定を得た。
その時の最後の試験で、各テーブルのみんなで、
調味料を生かしたレシピ作成の課題が出された。
2人の女性はプロの料理指導家。

私は、躊躇なく季節柄、筍料理を提案。
しかも、馴染みの無い北海道の家庭での献立。
いかに、子供に筍料理を美味しく食べさせるか、
モンゴルの岩塩を使って・・・、という意見を出した所、
スンナリみな賛成してくれた。

そこは、互いにプロ同士、あっという間にレシピが完成。
それが、会場の賛同を得て、一位になった。
以下、「日本調味料マイスター協会」のHPにも掲載された。
その内容をUP。何かの参考になれば、嬉しいです。

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2009年4月29日
調味料ジュニアマイスター講座渋谷11期 ☆ベストレシピ☆ のご紹介

こんにちは。日本調味料マイスター協会事務局です。
4月4、5日に調味料ジュニアマイスター講座渋谷11期が開講されました!
恒例の「調味料とレシピ」の講義で誕生した

☆ベストレシピ☆
をご紹介いたします。
今回も季節感いっぱいの食欲をそそるレシピです♪

<渋谷11期 ベストレシピ!>

【レシピ名】 たけのこバーグ・ステーキ

【材料】(4人分)
 合いひき肉  ... 300g
 タケノコ   ...(中)1個
 玉ネギ    ... 1個
 人参     ...(小)1本
 卵      ... 1個
 パン粉+牛乳 ... 各大さじ1.5
 モンゴル岩塩、胡椒 ... 適量
 ☆お好みで、ケチャップソースなど

【作り方】
 @タケノコはぬか湯で茹で、まん中の形の揃った部分を輪切りで4枚とり、
  硬い部分300gを粗みじんに切り、穂先は付合せ用としてくし型に切る。 
  玉ネギ、人参はみじん切りにし炒めておく。

 A材料をボールに入れてよくこね、輪切りタケノコの大きさに合わせて
  丸く形作り、フライパンで両面焼く。

 B輪切りのタケノコに塩・胡椒し、バターでソテーする。

 CBのタケノコの上にAを皿に盛り付け、タケノコの穂先と春野菜のソテー
  を付け合わせる。ケチャップソースなどお好みのソースを添える。

 ★今回は別々にソテーして重ねたが、タケノコの輪切りにハンバーグの
  種を重ねて焼いても良い。

 ☆輪切りソテーはタケノコの形を知ってもらいたいとのお父さんの希望。
 ☆いつものハンバーグに、食感の良さといつもとは違う美味しさを感じてもらい、

  付け合わせのタケノコを食わず嫌いで残した時に、「実はハンバーグの中の
  美味しい具はタケノコなんだよ!」 と明かして、タケノコに対する垣根を無くす。

【主役調味料】
 (調味料) 塩)モンゴル岩塩 (品名:「モンゴル岩塩こしょう」ミル付き)
 (特徴) にがり(Mg)が少ないので体に優しい。岩塩が肉料理やソテーに合う。 
 (使い方のポイント) 塩の2段使い(具の中と、ソテーの仕上げ)
 (選んだ理由)
   肉料理に合う、ソテーに合うことなどから岩塩を選んだ。
   また、北海道とモンゴルの雄大な大地、寒冷な気候という共通点から、
   モンゴル岩塩を選んだ。(鈴木先生の補足...北海道とモンゴルの共通点から
   寒さに合う塩と言えるのではないか。)

【レシピの意図】
 (誰に) 北海道の12歳少年(今度中一になる)、4人家族(札幌の兼業農家)。
      北海道ではジャガイモなどがポピュラーだが孟宗のタケノコは採れず、
      特に子供は日頃食べないので苦手。
      好みは、カレー、コロッケ、ラーメンなど。
      九州熊本産の美味しいタケノコを頂いたお父さんは、
      どうしても子供にタケノコを食べてもらいたい。
      (既存の食べ方ではなく、何か斬新な料理を期待。)

 (シチュエーション) 中学の入学式のお祝い
              (子供の大好きなハンバーグで祝い、これをきっかけに
              タケノコという野菜とその美味しさを知ってもらいたい。)

 (季節感) 春 4月

 チームB:鹿野様、宮下様、西山様、津留崎様
  
※今回のベストレシピのチームには料理教室の先生もいらっしゃったので、
 レシピの完成度はさることながら、ひとつのレシピにたくさんのストーリーが
 隠されているのは流石でございます。

 様々な思いが凝縮されたこの『たけのこバーグ・ステーキ』はさぞ美味なことでしょう。
 これは一人で食べるのではなく、やはり家族で食べてこその美味しさもありますね。

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