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2010年04月21日

●上田宗箇から地方文化へ

上田宗箇は、秀吉に仕える武将であり、利休の弟子でもあった。
そして、「へうげもの」彼の古田織部の門下でもあった。
名古屋城などの作庭、茶杓・茶碗などの逸品も多く、文武両芸に通じた。

夏の陣で竹藪に隠れていたが、珍竹を見つけ茶杓を削り始めて興に乗ったため、
敵兵が却って怪しんで逃げたという逸話がある。
これが名品「敵がくれ」の茶杓である。
元和年間に広島藩に移って以来、地方で営々と侘びの文化が伝承されている。

多くの文化文物が京・江戸を中心に栄えると違い、
地方にも根付いて今日まで脈々と息づくのは、稀である。
食文化も同様で、中央の物真似でない、地方独自の道が開かれねばならない。
地方が元気にならねば、国は栄えぬ。
まほろばも北海道にドーンと構えて、
古くして新しい食文化を発信したいと思う。


(うつくしき武家茶道〜よみがえる上田宗箇の世界01 )


(うつくしき武家茶道〜よみがえる上田宗箇の世界02 )


(うつくしき武家茶道〜よみがえる上田宗箇の世界03 )


(うつくしき武家茶道〜よみがえる上田宗箇の世界03)


(うつくしき武家茶道〜よみがえる上田宗箇の世界04 )


(うつくしき武家茶道〜よみがえる上田宗箇の世界05)


(上田宗箇の庭 )

コメント

「北海道にドーンと構えて、
 古くして新しい食文化を発信したいと思う」

・・・という言葉

とってもステキで

ココロに浸透しました^^

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