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2009年05月11日

●井田さんの祈り

まほろばの催し物には、欠かさず必ず参加される方がいらした。
道を探求されるその熱心な姿勢に何時も心打たれるものがあった。

9日(土)の売り出し中に、突然「つくば市に引っ越しします」と、
ご挨拶に来店された方こそ、その井田一郎さんだった。

井田さんは、かつて電気関係の大企業に勤められ、アメリカを始め、
ヨーロッパに長く赴任され、諸事情に通じていらっしゃる世界通。

その全方向性の視野に立たれ、物事の本質を探究されて、
まほろばと繋がったことに縁生の不可思議を思う。

既につくばの人となられ身は遠いが、なお心の絆は近い。
最後にお手紙に過分な評価を戴き、身の引き締まる思いでいる。
本人のお許しを得て、ここに掲載し、全国に飛び立つ有志の来たらん事を・・・
祈りたい。

井田さん 1.jpg

宮下社長ご夫妻様

 今日が、札幌で過ごす最後の日となりました。
さいたま市(当時浦和市)から住居を、この地に移して以来、
札幌在住は十三年間でした。 

ふと見たSTVの放送で「自然食品店まほろば」を知りました。
それ以来、私と家内の健康が支えられて来ましたことは、
非情に大きな喜びと感謝でした。

 これまで食育を通して活動して来られた宮下社長ご夫妻の
人生観(大自然とつながっている世界観と言っても良いと思います)が、
基盤になって、現在の「まほろば」が支えられています。

 この度は、この地を離れ、茨城県つくば市に移り住みますが、
これからも「まほろば」との関係は続きます。

 自然食品店「まほろば」は世界一の小売店であることは言うに及ばず、
単に品物販売だけではなく、それ以上の
お金では得られない多くのものを人々に与えています。
私が身をもって体験した「まほろば」の素晴らしさを一人でも
多くの人に伝えて行きたいと思っています。

 最後に、現在働いておられる従業員の皆様の中から、
「自然食品店まほろば」の精神を受け継いだ人が
一人でも多く出て来て、全国各地で店を開いて
戴きたいものだと強く願っています。

                        井田一郎 拝

追記:「まほろば」を通して店に買い物に来られる多くの
    人と知り合うことが出来ました。
    ありがとうございました。

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