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2008年06月30日

●太古のエナジー

先日、蒙古興安盟経済文化交流会歓迎のお礼にと、
竃リ曽路物産の鹿野社長から巨大なモンゴル塩を戴いた。
写真ではその大きさが分からないが、30kg一個持って腰がふらつく。
何れも、エリクサーやオリジナル塩に馴染みのもので、
改めて何億年を経た地球のエネルギーを感じざる得ないものだった。

蒙古塩 麦飯石.jpg
内モンゴル麦飯石(学名「花崗斑岩」、内蒙古奈曼旗産。
「エリクサー」の内部の濾材とセラミックに用いられています)

蒙古塩 モンゴル塩.jpg
モンゴル岩塩
(内蒙古自治区吉蘭泰〈ジランタイ〉産、太古は海であったモンゴル平原の一億年以上も昔の地層から採掘された岩塩です。「七五三塩」「雪山水/蒙古塩」「西蔵山/蒙古湖」「天日塩」に使われています)

蒙古塩 ヒマラヤ.jpg
ヒマラヤ岩塩(パキスタン・ヒマラヤ高原産。ヒマラヤ山脈・チベット高原は、約3億8千万年前、地殻変動によりインド大陸がユーラシア大陸に衝突して海底が隆起して出来たと言われています。テチス海にあったマグマ熱によって結晶し、大陸衝突の際、堆積物を巻き込んで隆起して埋蔵された塩の化石と見られています。チベットでは紫磠砂(カルチャアー)と呼ばれています。「エリクサー」や「七五三塩」「西蔵山/蒙古湖」に使われています)

蒙古塩 ヒマヤラ岩塩.jpg
ヒマラヤ・バスソルト(原石)
「ベイチ」と呼ばれるヒマラヤ岩塩を入手したのが15年以上前で、
その当時大変貴重で高価で珍しく、さまざまな想像力をかき立てられたものだった。
それが導火線となってエリクサーや七五三塩作りに繋がったものと思う。
かつて僧を兼ねていた医僧がこれに菰を被せて患者に施したと言う。
何とも、古き時代に自分を重ね合わせてセラミック作りを始めたのだが、
それが後日チベット僧が薬石を作った方法と同じだったことに驚きを禁じえなかった。
時空を越えてシンクロする神秘を体験したのだ。
それも、このベイチが発火点になった。

ヒマラヤ.jpg

コメント

岩塩がこんなにも美しいものだとは思いませんでした。
まるで、宝石そのものですね。

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