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まほろばだより−トピックス−
 

倉庫内で従業員のみなさんが袋詰め農産物にJASマーク貼っていました。

 まず向かったのは成田の近く富里市にある且ゥ然農法販売共同機構。出発前に急に連絡を取ったにも拘らず飯田社長さんが予定を変更して出迎えてくれました。

 待ち合わせ場所に高速を飛ばし約1時間半、右も左も分からないままナビの指示通り行くと無事到着。(ナビの素晴しさに感激!)

 

  飯田社長さんは、北海道出身で2年ほど前にまほろばに来て頂いた事もあり、お会いするのは2度目になります。 会社は農村地帯の一角に在り、取引先の生産者の土地を借りているとの事で、周りは畑で長閑な所でした。(まほろば本店の近くに住まわれていて、お互いの交流がありました)

 会社の一階は200坪程の倉庫と30坪ほどの有機JAS農産物の小分けをする所があり、10名位の従業員の方が袋詰めした農産物にJASマークシールを貼る作業をしていました。  

 有機JAS農産物の小分けには農水省の外部団体より小分けする場所の認定を受け、小分けする人も指定講習を受講し資格が必要になります。更に農産物を小分けした数とJASシールを貼った数が一致しなければならず、書類整備が大変と嘆いていました。何か不手際があると業務停止になる為、別な場所に2箇所分散しているとの事。まじめにやっている所ほど、無駄なエネルギーを使わなくてはならず困惑しますが、法がある以上守らなければいけません。まほろばも農園で苦労してきたので大変さが身にしみてよく分かりました。  

 飯田社長さんは北海道で20数年前、自然農法の普及や販売を環境問題を語りながら手がけ、北海道有機農業の先駆け的な存在だった方で、その当時の苦労を語っておられました。

 

 今の会社を設立して14年に成りますが、全て有機JAS農産物しか取扱いをしない徹底ぶりで、種子も自家採取を推奨しています。  

そんな中で大根や人参は自然農法でありながら土付ではなく洗いしか取扱がありません。その理由を尋ねると、土が付いていると品質を誤魔化せるが、洗うと虫食いだとか肌が悪いとかがはっきり分かるため、品質の向上につながり、その結果量販店やスーパーでの扱いが増えたそうです。


大根を洗って、品質の向上につなげます。

 最初は農家から猛反発されたそうですが、実際洗ってみると品質の良し悪しが分かり、生産者も余計に努力するようになったそうです。今では従業員30名ほどで主に関東方面の量販店やスーパーに卸しているそうです。今店頭には玉葱・じゃが芋・南瓜・ごぼう等が入荷中です。 帰り際、会社の目の前に取引先の生産者の畑があり案内して頂きました。

 まほろばでも以前仕入れしたことのある自然農法成田生産組合の方で、大根を洗浄していました。全て有機JAS圃場で、輪作体系を整えることにより、肥料を施さず植物質のみの堆肥を活用しているそうです。肥料を多く必要とする作物はどうするのですか、と尋ねると、そのような作物は、最初から諦めて作りませんと言われ、素直に納得。 その後、飯田社長さんに昼食をご馳走になり、次なる目的地をナビにインプット。

 

さんぶ野菜ネットワークの吉田さん

 向かった先は山武町にあるさんぶ野菜ネットワークで約30分程で到着。 昨年の年末頃からの取引で、冬場の農産物の仕入先を色々探していた所に、縁あって半ば強引に取引をさせて頂きました。

 冬場の多くはここからで、人参・大根・小松菜・ホーレン草・水菜・ごぼう・白菜・チンゲン・キャベツ・長ネギ等などでした。今はピーマンと西瓜が入ってます。

 何時も電話で対応して頂いている吉田さんにお会いすることが出来ました。ここはJA山武郡市有機部会が立ち上げた農事組合法人で1988年に設立された生産者団体です。

 

@化学肥料を使用しない A化学農薬は使用しない(土壌消毒・除草剤)B登録圃場の変更は容易にしない C輪作体系を整える D顔の見える生産と消費者の関係を作っていく、を基本合意事項として生産活動に励んでいるようです。  

 設立から18年が経過し、ここでも日本農業が直面している高齢化、後継者不足が進み、生産量は頭打ちになってきているそうです。作付面積は今以上に増やすことは限界に来ているので、技術的向上を図り、品質の良さをアピールしていきたいと言っておられました。ただ、大消費地東京が近いため、そこそこに値が付くので、意識改革が大変だそうです。

 まほろばの農園の野菜が採れなくなる秋以降、またいろいろな野菜が入りますので宜しくお願い致します。 急にお邪魔したので余り時間がとれず、次なる目的地へ。

 

 

 といっても同じ町の中にある今話題のワタミファームヘ、なんと5分もしないで着きました。ワタミファーム山武農場です。

 千葉県内にはもう二箇所あり、白浜農場と佐原農場があります。白浜農場からは冬場、水菜・かぶ・小松菜・レタス・なばな等が入荷していました。ワタミファームは、会社として有機農業に参入した先駆者であり、2002年に農業進出した第一歩として山武町に稼動した所です。  

 

 

 最初にお会いしたのが、昨年まで札幌の自然食レストランで働いていたという女性の千葉さん。自然と草取りが大好きとかで、日焼けした笑顔が印象的でした。話をしている所にちょうど農場長がトラクターに乗って圃場から戻って来られ、お話を伺う事が出来ました。  

 

  名刺交換をするなり、「まほろばさんは浄水器が有名ですよね」と言われ、ちょっとびっくり!どうして知っているのか尋ねた所、この農場の事務所兼、研修所にまほろばエリクサーが設置されているとの事で、ちょっと感激しました。

 古田農場長さんは東京農大網走分校卒後、ワタミに入社6年目の好青年。今年の春に山武の農場長に就任したばかりで、以前は白浜農場にいた為、冬の間まほろばに野菜を送って頂いている時は、白浜の方で対応してくれていたそうです。何かご縁を感じました。山武農場は社員3名、パート3名程で約7.5haの耕作面積があり、大根をメインに栽培しているそうです。当初は見たことも無い野菜など多品種でしたが、手が回らず採算も合わない為に品目を絞り栽培しているそうです。

 まほろば農園は、年間160種類位を栽培しています。なかなか採算が合わないのも当然と思いましたが、妥協を許さず本物を貫き通すのは、まほろばだから出来るのかなと再認識しました。

 ワタミファームは現在全国に6ヶ所あり、グループ全体で約250haの農場で、日本で生産されている有機農産物の約6%(2004年度実績)をつくっているそうです。 規模が大きくなると現場は次第に理想と現実のギャップの溝が深くなるのかなと、なんとなく感じました。今後の有機農業に対して、ワタミファームの取り組み方は大いに興味深い所です。


ワタミファームの古田農場長

 

 

24代目を継がれるであろう次女のお婿さんである優さん

次に伺ったのが、蔵元寺田本家さん。 周りの景色や、北海道では見たことも無い高畝の黒マルチ畑を横目で見ながら(おそらく里芋)ナビに誘導されること約2時間、歴史を感じさせる煉瓦の門に寺田本家と記されていました。 当主と奥様は不在でしたが、24代目を継がれるであろう次女のお婿さんである優さんが、創業1673年、今年で333年目の蔵の中を案内してくれました。

 中には文化財指定されている煉瓦蔵があり、伝統製法に加え電子と炭を至る所に使用した環境は、場の良さを感じさせてくれました。 (詳しくはエリクサーブックレット 「発芽玄米酒「むすび」とエリクサー水」を参照して下さい。)

 

 

 

 今回の最大の目的は、エリクサーの業務用を以前から頼まれていた為で、現場を見なければ最良の物は提供できないと考えていたからです。 現在むすびの仕込には、家庭用のエリクサーで水を貯めている為、時間が掛かりすぎてしまうのですが、辛抱強く使用していただいている姿には、頭が下がります。今年から米磨ぎを機械から手洗いに戻したとの事で、優さん曰く「現在の酒つくりでこれだけ手間隙掛けることが出来ることは幸せです。」 この言葉を聞いて、寺田さんはこれからも安泰かなと思いました。  

 その後、事務所で何時も電話注文すると応待して頂く寺田さんのお婆さんや次女の聡美さんに接待され、途中から三女の祐紀さんも加わり一時間ほど話し込んでしまいました。寺田さんご一家の人柄の良さを直接肌で感じることができました。

 寺田さんから10分位の所に、茨城県あゆみの会さんがあります。代表をしている斉藤さんが以前まほろばに訪問された時、寺田さんのお酒を見て、こことは親戚関係にありますと聞かされていました。今回予定をしていたのですが、レンタカーを戻す時間もあり寺田さんを後にしました。又の機会に訪問してみたいと思います。あゆみの会さんからは今、人参が入っています。

 

 
 

次女の聡美さん(右)と三女の祐紀さん

 
 午後7時過ぎ無事到着、ナビ付のレンタカーを選択したことは正解だったようです。 今回突然の訪問でしたが、実際にお会いすることにより更なる信頼関係を築く事ができ、今後お客様により良い商品と情報が提供できればと思います。  

 

 

 
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