まほろばblog

ヨガ一考

5月 21st, 2013 at 11:58

農園近くの北の沢で、自由幼稚園と関係している豊沢義弘さん。

その彼が発行している雑誌『ひと』。

以前、家内と二人で取材を受けたことがある。

毎回興味深く読ませて頂いている。

 

inori11

今回、お会いしたことはないのだが、札幌でヨガを指導されている水野健二氏の記事である。

年恰好は同じくらいだと思うのだが、故沖正弘師との出会いでヨガの道が開かれたという。

私も40年前に、沖先生と出会い、その強烈な個性にぶっ飛んだ覚えがある。

今日の日本におけるヨガの礎石を築かれた方だ。

何せ、聞きしに勝るあの陸軍中野学校を出た猛者で、その破天荒な生き方は胸のすく思いだった。

とにかくアジアを舞台に、裏工作に日夜奔走したそのスケールはでかい。

中東の砂漠の牢屋にぶち込まれた時、そこに、かの故ホメイニー師の父親が居り、

その後共に、、脱出するあたりは活劇を見るようだった。

日々、泰然自若として微動だにしない父ホメイニーと瞑想生活を共にして、

後日、聖人を目の当たりにしたとの述懐が印象的だった。

また戦前戦後を通じて、三浦関造師が竜王会を開いて、

今で言うクンダリーニヨガなどの神智学をヨーロッパから紹介普及していたから驚く。

おそらく50年以上を経て、日本でようやく馴染みつつあるといった様子で、

三浦師の先見性には、これも度肝を抜くと言わざるを得ない。

そんな昔の人は、それこそ命がけで何事も取り組んでおられた。

水野さんに触発されて、若き頃少し嗜んだヨガに思いを馳せてみた。

今は、体がガチガチに固まって身動きが取れない。

(「祈り」は、本店にあります。無料)

コメント入力欄

You must be logged in to post a comment.