鮭にも天然!人工?
8月 1st, 2012 at 20:03五月の小泉塾は「鮭と日本人」だった。
私のような道産子は、毎食鮭が出ても文句は言わないだろう。
各種鮭それぞれに微妙に味わいが違って、それがまた鮭に深入りさせる。
何でも「新巻きサケ」の新巻は、昔、莚に塩した鮭を、もう一度新しい筵に塩し直したもので、
それを「新巻」と称し始めたのが、実は石狩だったという説を小泉先生が発表。
やはり、「佐藤水産」さんが、石狩から商売を始めたのは故あることだったのですね。
最後に、先生が嘆かれたのは、養殖鮭が横行していることだ。
今では、ほぼ半分が、チリなどの養殖物だ。
それが、速成養殖の抗生物質や成長促進剤入りで、
汚染された海水で、何と6倍の速さで成長する。
通常天然物は3年で母川に還る。
それが半年で成魚になるというから驚きだ。
そんな添加物飼料だらけで育った鮭が、
天然鮭のように店頭に並んで、「安いよ!脂が乗ってるよ!」
と言われても、怖くて食べられません。
みなさん、買う時はよく確かめて求めてくださいね。
養殖が、店頭に席巻して、天然物を押しやっている現状を憂います。
時鮭も、そろそろ終盤に差し掛かり、秋鮭の声も聞かれようとしています。
既に春に、北洋の紅鮭は上がり、まほろばでは、
① 「縦塩法」によって、オリジナル「手塩紅鮭」を提供しています。
② 特製「天然ルイベ」を、年末まで提供できます。
何と言っても、極寒の海洋を泳いで、身に付ける脂と、
餌に入った脂で太った鮭では、旨みが全く違います。
養殖の異様な脂っぽさは気持ち悪くなるほど、
やはり何か不自然なものを感じるはずです。
そんな折、日曜の道新でぎょれんの広告に、あの加藤信也さんが載っていました。
②の縦塩法で、まほろばの塩鮭を加工してくれている方です。
新聞に紹介されるほどの、業界NO1、の目利き腕利きで、
小泉先生を中心とした同じ仲間内です。
加藤さんが、時鮭や本チャンの紅鮭の違いを
語っていますのでお読み下さい。
今回の感謝デーで、加藤さんのオリジナル「手塩紅鮭」が、
特売になりますので、是非ともお買い求め下さい。