まほろばblog

エゾシカ被害!

11月 17th, 2011 at 18:44

エゾシカ:道が調査 捕獲など、頭数管理に反映 農林業被害、年50億円超 /北海道

 エゾシカの生息状況を調べる道の「エゾシカライトセンサス」が今月、実施されている。道によると、農林業被害は年50億円を超え、近年の生息数は約65万頭と増え過ぎに頭を痛めており、調査結果は捕獲などの頭数管理に生かす。

 調査は92年に道東61市町村で始まり、道が毎年、地元猟友会などと実施している。森林や牧草地などの同一ルートを夜間、車で走りながら周囲をライトで照らし、数や性別を確認して個体数の変動を調べている。今年度は175市町村207カ所で今月3~31日の予定で実施している。

 モデル調査地域7カ所の一つ・白糠町では12日夜から連続3日間行われた。初日の確認数は08年以降では最少の86頭で、ドングリが豊作でシカが森から出て来なかった昨年と比較しても頭数が減った。道立総合研究機構環境科学研究センターの稲富佳洋研究員は「調査地の全体の結果を見ないと分からないが、捕獲による効果が出てきている可能性もある」との見方を示した。【山田泰雄】

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