エリクサーの意図するもの
−エリクサーブックレットシリーズ 「エリクサー水と宇宙銀河の相似象」より抜粋−

「エリクサー」の製作上、最大の念願は「意識の拡大」と「感応の深化」であった。物質的には有害物質除去に重きをおいたのは当然なことであったが、実は目に見えない次元においても、水を媒体とした精神の変容と進化を目指している。
 そのようになるべく0-1テストにより、素材を収集し設計し製造し組み立てた。これは宇宙意志とでもいうべきニュートラルな意識の中で行われていった。その細部にわたる内容は公表できないが、きわめて複雑で多義・多様的であり、一つは瞑想的な意識の集合観でもあった。殊に、まほろばセラミックスは、世界の明在系と暗在系(注)の宇宙観が一つに融合されているように組成され焼成された。万人が飲むためには、万人の体質・気質・心質に応じられるあらゆる諸要素が内在されていなければならない。そのために500種以上の(現在は700種以上)の素材が駆使された。それは、単に数が多ければ良いというのではなく、森羅万象が無限の元素をバランスよく混在させ統一させ結晶化させているように、極微のセラミックスの中に、複雑にして一貫した生命観を持たせようとした。

(注)「ホログラフィー宇宙モデル」を提唱した理論物理学者デビット・ボームは「暗在系(あの世)」では「明在系(この世)」の全ての物質、精神、時間、空間などが全体としてたたみ込まれており、分離不可能だとする。「暗在系」の中には「意味の場」が存在し、それが反映したものが物質であり、身体であり、「明在系」そのものである。生命は「暗在系」の「全体運動」の中に隠伏しているとする。

これらのことをもう少し詳しく説明するために、まほろばからDr.シュバイツアーへ宛てた手紙の中から引用させていただく。

Dr.シュバイツアー

(前文略)

 状況の変化に必要に応じて正しく適応できるためには、あらゆる情報を全て内包しながら、しかも特定の情報に制限されず、情報間のバランスをコントロールできる中庸の一点が定まらなければならないと思います。
その中庸の動的一点は、無限の多様性を統一する一点であり、現象の創造と消滅以前の一点でもあります。

 したがって、もし本当に私どもが意図したようにエリクサーが作られていたとすれば、生命現象の中に取り入れられたとき初めて、体内からの情報を受信し、その人にとって一番適切な情報の提供を行ってくれるはずなのです。

(中略)

 もし、セラミックスが、生命にとって必要な生きた情報を全て備えているとすれば、そして、それらの情報が完全に調和できているとすれば、その中心に、どんな情報も持たない一点(東洋哲学で言うところの無とか虚)、しかもどんな情報も内包している一点(仏教哲理の如来蔵性)を形成するはずです。・・・・(時空を越えた虚の一点を持たない情報は、それがどんなに素晴らしいものでも、必ず限界があり、普遍妥当性を持たないものであり、ある人には有効でも他の人には無効であったり毒であったり、同じ人でも、最初は有効でもそれを摂り続けて飽和状態になった時、毒に変わるということがあるわけです。) ・・・・

 エリクサーはあらゆる細胞や臓器・器官にとって、また心にも体にも霊的にも偏りの無いように、空間的・時間的変化の全ての条件の違いにも適応できるように0-1テストによってバランスをとっていますし、どんな情報も処理できるように古今東西ミクロからマクロまで、ありとあらゆる情報が宇宙レベルでインプットされています。
 このように、無限ともいえる多様な情報をバランスよく入力できるメソッドは、今のところ0-1テストしかないように思われます。

(後略)

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