まほろばblog

『生きる力になる言葉』

5月 17th, 2013 at 10:14
      藤尾 秀昭・著
       ⇒ http://www.chichi.co.jp/book/7_news/post_76.html

「人は昔から、言葉を心の糧として生きてきました。
 私たちはできるだけよい言葉、よい教えにふれ、
 それを糧とすべく心術の工夫をしていかねばなりません」

――言葉の持つ力の偉大さと、
心を鼓舞する内的言語の存在が、
人生においていかに大切であるかを謳った
著者の思いが込められた一文です。

今回一冊の本として装いを新たにしたことで、
各章の中に刻まれた箴言至言の数々が、
読む人の心に大きな活力を与えてくれます。

  *        *        *

「“3万6500朝”(棟方志功)
 なんといういい言葉だろうか。
 100年生きたって僅か3万6500朝だ。
 一朝だってムダにしてはならないんだと、
 腹にしみわたるような言葉だ」
(坂村真民)

「父母の恩の有無厚薄を問わない。
 父母即恩である」
(西晋一郎)

「家庭の躾ができていない人は
 主役級の俳優にはなれない」
(浅利慶太)

「人に教えられたものは身につかない。
 自ら探して得られたものだけが自分の力になる」
(中川一政)

「芸のゆきどまりを見せずして、
 一期を終るをまことの芸とす」
(扇ケ谷三郎)

  *        *        *

一度海に潜った海女は、
一つの真珠貝を見つけるまで、
どんなに苦しくとも上がってこない、
これを「一沈一珠」という.

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