まほろばblog

『音楽家100の言葉』

9月 24th, 2011 at 10:38

沢辺 有司・著 

「この世界で一番不幸な人とは、自分の仕事に満足していない人だ」
(ジョン・レノン)

「人にはできないことというものがある」
「自分の持って生まれた性質と戦いたくはないんだ」
(ビル・エヴァンス)

「素晴らしい音楽を創造するためには、クソみたいなレコードを山
ほど聴かなきゃならないんだよ」(ミック・ジャガー)

「いったん金にだめにされたら、友達は得られない」(ボブ・マーリー)
(中略)多くのアフリカ移民の黒人が貧困・差別にあえぐジャマイ
カにあって、ボブはいつも、弱者の側にあった。差別される側、何
ももたない側に立ち、音楽を唯一の武器に闘った。そんなボブの言
葉がこれだ。もちろん本人は音楽的成功で高収入を得ていたが、金
に踊らされることはない。金を介した人間関係しか築けない人には
こう言った。「金を使い果たしたとき、あんたはおしまいだ」

「私が人を酷使するですって? いちばん酷使するのは自分自身で
すよ」(カラヤン)
(中略)メディアを駆使して大儲けしたカラヤンへの偏見は強く、
歌手もオーケストラも酷使する完璧主義者ぶりには批判の声が集ま
った。そんな批判に反論したのがこれだ。帝王カラヤンらしい言葉
である。彼は、つづけてこう言った。

「持っているものを出させることと酷使することははっきり違います」

「すべて偉大なものは単純である」  (フルトヴェングラー)

重要な問題は、すべて“この世”で解決しなきゃならないと思う。
死んでしまってから、どこだかよくわからない場所で解決するんじ
ゃなくてね」(ビリー・ジョエル)

「敵が、シーッと非難するのをやめたら、こちらは落ちめだってこ
とね」(マリア・カラス)

「望みを持ちましょう。でも、望みは多すぎてはいけません。多く
のことをなす近道は、一度にひとつのことだけすること」   (モーツァルト)

「あなたが音楽家になろうと思ったときから、あなたは音楽家なの
だ」(レナード・バーンスタイン)

「批評家がなんと言おうと気にしないことだ。これまで批評家の銅
像が建てられたことがあったかね」(ジャン・シベリウス)

「孤独や社会からの疎外感に悩んでいる人に、そう感じてるのはお
まえだけじゃない、おまえは決して間違っていないんだって教える
のが僕の務めなんだ」(マリリン・マンソン)

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