まほろばblog

和し令し/やまとし うるはし

1月 1st, 2020 at 15:52

 

 

庚子・令和弐年の幕開けをお祝い申し上げます。

旧年中は、まほろばを温かく見守り戴きまして、誠にありがとうございました。

本年も、相変わりませずに、お育て頂きますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

さて、年賀の詞、「和し令し」は、(令レ和≪元号≫)を訓読みすると、「やまとしうるはし」となります。

「倭は国のまほろば・・・・・・・・・倭し美し」の最後のフレーズ、と重なり合います。

本来、まほろばの謂れとも、関わりある元号ですね。

そして、考案者の国文学者・中西進氏の説でもあります。

これを草書で書いてみました。

 

ここに朱肉の印が、入っております。

まほろば「ま本ろば」と彫ってあります。

この玉印は、八十八歳におなりになられる代表的日本女流篆刻家の「小田玉瑛」女史の御作であります。

長年手許に置かれて愛用されていたものを、この度お譲りいただけたのです。

このご縁に感謝いたします。

 

この背景には、正月日の出の雲上がいいな、とイメージしておりました。

すると、編集長の島田さんが、輪厚神社に巫女さんアルバイトに娘さんを送り迎えしていた早朝、

雪上に昇る日の出を寫したそうです。まるで、雲上のようで神秘的ですね。

 

このような、良きコラボレーションで、今年の年賀に相応しい挨拶が叶いました。

これも縁であり、運であり、何かの兆しであるような気が致します。

何事も、人手を離れたところで、物事はなるものですね。

みなさまも、天の御手に触れまして、今年も良き歳となりますようにお祈り申し上げます。

 

 

㈱まほろば一同

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