まほろばblog

Archive for 8月 26th, 2012

人の縁 2、二つの「一人芝居」

日曜日, 8月 26th, 2012

その平島邦生さんから、お知らせがあった。

それが「一人芝居」の公演で、二つながら縁のあるものだった。

平島さんの紹介文を掲載してみます。

本日は二つの芝居公演のお知らせです。

芝居はいずれも「一人芝居」で

8月30日(木) 「神々の謠」。

31日(金) 「風の丘を越えて」です。

「神々の謠」は「アイヌ神謠集」を土台にして、知里幸恵の生涯を物語るものです。

舞香という若い女性が、自ら作・演出をし、役者としても、

二時間を超える舞台を一人でこなしています。

わたしは三年前から始まった道内公演をすべて見ているのですが、

毎回感動を新たにしています。

今年は、「ヤイユーカラの森」の創立20周年記念として

札幌公演が実現することになりました。

ちなみに、「ヤイユーカラの森」は山本多助さんの「アイヌ民族学会」が前身です。

風の丘を越えて」は、日本では韓国映画ブームの火付け役となった作品で

パンソリ」の修業をしながら各地を放浪した父姉弟

(血の繋がりはない)の物語です。

今回は一人芝居なので、」主演の趙博(チョウ・バク)が三人を演じますが、

シンガーソングライターでもある、彼のパンソリを聞けるのも楽しみです。

以上二つの芝居公演は、エルプラザホール(北3条西4)で行われます。

当日清算券がまほろば店内にあります。

『倭詩/やまとごころ』の「終わりの滴、始まりの滴」の中で、登場する知里幸恵さん。

その語りと、また私に韓国音楽の認識を深めさせた映画「西便制(風の丘を越えて」の

一人芝居が両日にわたってあります。

当時、このビデオを購入したほど、韓国民族音楽のパンソリの凄味と、

大道芸人の厳しさに感銘したのでした。

是非、ご覧になって下さい。感動されると思います。

人の縁 1、

日曜日, 8月 26th, 2012

今回発刊になった拙書「倭詩/やまとうた」。

その編集作業の中で、困難なことの一つに写真の許諾手続きがあった。

問い合わせが全国50件以上もあり、その一つひとつがケースバイケースで異なり、

兎に角、途方も無く手間がかかった。

地場は、迅速に手早く出来るだろうと高を括っていた。

ところが、近間の許可に意外と手間取ったのだった。

それが、「銀の滴・・・・・・」の中に入れたいアイヌ言語研究家の故山本多助さんだった。

色々なアイヌの方々の伝を頼ったのだが、一向に埒が明かない。

無論、ご子息にも連絡を取ったのだが、・・・・・。

半ば、諦めかけていた時、詩吟の会が開かれた。

その中の一人に、新人の老紳士が出演されていた。

当日プログラムの表紙、松前城を写した写真家ということであった。

後日、多助翁の本「イタク カシカムイ(言葉の霊)」を、何気なく取り出して、

後の頁を見ると、写真が「平島邦生」とあった。

その時、ハッとしてあの新人さんも同姓同名だったことに気付いた。

もしかして、と、先生に確かめたのだった。

「何ということか!」との思いで、平島さんに電話すると、正にご本人であった。

アイヌ文化に関する写真をライフワークとして、

ことに山本多助翁の写真の多くは、平島氏の手によるものだった。

それにより、翁の写真掲載は漸く人を介して、かように許可になったのだ。

その不思議さに、私はこの本に特別な思い入れを一層抱くようになった。

「宝くじは買わないと当たらない」

日曜日, 8月 26th, 2012

    城間 晃 (シロマスポーツクラブ理事長)

       『致知』2009年5月号
          特集「執念」より
    

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私が日頃から一番よく言うのは「人に聞け」ということですね。
体操は自分で点数をつけるんじゃない。
人が見て点数をつける。

人が感動するような演技をするためには、
人に聞けばいいんです。

八百屋のおじさんでも誰でもいいから、いろんな人に聞け。
とりあえず千人の人に聞け。
そうしたらおまえは頂点に立てるよ、と。

そして「教えてもらえる人間になれ」と。

そのためには挨拶もそうですし、
礼儀もわきまえていなければいけません。

もう一つは「宝くじは買わないと当たらない」ということです。
オリンピックも「行こう!」と思わないと行けない。

宝くじを買いもせず、じっと待っていても
当たるわけがないのと同じように、
強くなろうと努力もしていない、

そう思ってもいないのに、強くなれるはずがない。
本当にそう思ったら、ちゃんと行動に移すはずです。

「人の話を聞く」という事柄にしても、
結局大切なのは基本ですよね。

木でも、根っこがなければ幹や枝の部分が伸びた時に
倒れてしまいます。基本というのは根っこのことなんです。

高度な技術ばかりいくら磨いて試合に勝ったとしても、
必ずスランプに陥る時がくる。

その時に、選手はもう一度基本に戻らないといけないんです。
でも基本ができていなければ、戻れるところがない。

だから私は、ちゃんと根っこを張ってから上を伸ばしていけと、
選手や指導者らに言うんです。

最初が肝心、最初に目いっぱい時間をかけるべきですね。
基本を確実に百%やる。
そこから進めなければ、一流選手にはなれません。