まほろばblog

Archive for 11月 17th, 2011

エゾシカ被害!

木曜日, 11月 17th, 2011

エゾシカ:道が調査 捕獲など、頭数管理に反映 農林業被害、年50億円超 /北海道

 エゾシカの生息状況を調べる道の「エゾシカライトセンサス」が今月、実施されている。道によると、農林業被害は年50億円を超え、近年の生息数は約65万頭と増え過ぎに頭を痛めており、調査結果は捕獲などの頭数管理に生かす。

 調査は92年に道東61市町村で始まり、道が毎年、地元猟友会などと実施している。森林や牧草地などの同一ルートを夜間、車で走りながら周囲をライトで照らし、数や性別を確認して個体数の変動を調べている。今年度は175市町村207カ所で今月3~31日の予定で実施している。

 モデル調査地域7カ所の一つ・白糠町では12日夜から連続3日間行われた。初日の確認数は08年以降では最少の86頭で、ドングリが豊作でシカが森から出て来なかった昨年と比較しても頭数が減った。道立総合研究機構環境科学研究センターの稲富佳洋研究員は「調査地の全体の結果を見ないと分からないが、捕獲による効果が出てきている可能性もある」との見方を示した。【山田泰雄】

自然医学12’『如皋特集』

木曜日, 11月 17th, 2011

今日、「森下自然医学」12月号が届きました。

今回の特集は『如皋論壇と長寿郷調査レポート(前篇)』。

美土里舎・小池社長のレポートが、調査内容を詳細に報告しています。

如皋のみなさんが、博士の到来をどれほど渇望されていたか、

訪問した者として、肌に感じた歓迎振りは度肝を抜くほどのものでした。

それが伝わってか、先日北京で世界第6番目の長寿郷として認定式がありました。

真の日中友好が築かれん事を祈ります。

今回の「北の空から」は、今回の特集に因んで『如皋同行随問記』と題して、

私なりの現地報告をさせてもらいました。

他の長寿郷と著しく異なっていたのは、産業都市であることです。

そして、世界四大文明の発祥の地であり、日本人の故郷でもあったことです。

詳しいことは、是非手にとってお読み下さい。

「世界王者を撃破した全日本女子バレーの精密力」

木曜日, 11月 17th, 2011

       
       
 眞鍋 政義 (全日本女子バレー監督)
        
 『致知』2011年9月号
 連載「生気湧出」より
 http://www.chichi.co.jp/monthly/201109_pickup.html#pick6

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【記者:特に重点的に取り組まれていることはありますか?】

昨年(2010年)からですけれども、日本独自の戦術、
戦略というものを考えながら練習しています。

ご存じのように、バレーボールには
2メートル24センチというネットがあるんです。

試合では、日本人にはとても打てない鋭角のスパイクを、
ものすごいジャンプをして高い打点からドカーンと叩きつける
外国人選手がいるでしょう。

誰だって
「とても日本人は外国人選手にかなわないな」
と思ってしまいますね。
    
マスコミも含めてバレーボールは
オフェンスの強さで決すると思う方も多いですしね。

でも、考えてみてください。
いくらスパイクがうまく決まっても入るのは一点です。
   
だったら日本人の強みを生かしたやり方で
一点を取ることはできないかと。

実際、試合に勝つ要因は数え切れないほどたくさんあり、
スパイクはその一つにすぎないんです。

身長やパワーはすぐに改善できるものではないし、
それなら日本が得意とする技術で世界一になろうと決めて、
そのための到達目標を設定しています。

バレーボールはチームでボールを繋ぎ合うスポーツですが、
そこには集団の和という目に見えない力が求められます。
 
それに身長やパワーだけでなく、サーブ、レシーブ、アタックなどでは
手先やプレーの器用さも必要です。
相手の読みを外す、相手の攻撃を読んで守備をするといった
緻密な作戦も大事になってきますね。
 
考えてみたら、和、器用さ、緻密さといったものは
昔から日本人の特性とされてきたことばかりでしょう

これらを私は

「精密力」

と言っているのですが、つまりバレーボールって、
とても日本人向けのスポーツなんですね。

ですから私たちはサーブレシーブをセッターに正確に返す、
相手のスパイカーが打ってくるコースを
データを読んでブロックする、といった小さなことにこだわり、
確実にこなすことに力を注いでいるんです。

その小さな変化の積み重ねが大きな爆発力を生んで
32年ぶりのメダルに繋がったのだと思います。
 
 
特に今年は
「サーブレシーブ」「サーブ」
「ディグ(スパイクレシーブ)」「失点の少なさ」
の4つのジャンルで世界一になるのを目標に掲げています。
 
そういうことを踏まえて、最後はやはりチームワーク。

チームの総合力で世界と試合をして勝つ!
と皆で誓い合っているんです。

■眞鍋監督の写真入り記事はこちら(編集部ブログへ飛びます)
http://ameblo.jp/otegami-fan/day-20111116.html